基本理念
病院理念
私たちは、患者さまの人権と生命の尊厳を守り、安全で質の高い医療を提供することにより、地域の人々から信頼される、温かい心の通う医療機関をめざします。
病院基本方針
1.私たちは、社会的、経済的な理由で、患者さまを差別しない医療を行います。
2.私たちは、医療生協の「患者の権利章典」に基づく医療を行い、十分な説明と同意及び患者さまの自己決定権を重視した、人権を守る医療を行います。
3.私たちは、質の高い保健・医療・福祉サービスを提供するために、各種職員教育を重視し、患者さまに満足していただけるチーム医療を行います。
4.私たちは、医療事故防止のために安全対策を強化し、患者さまに安心していただける医療を行います。
5.私たちは、地域の医療機関や福祉施設と連携して、救急から慢性期までの包括的な医療を行います。
6.私たちは、医療生協の主役である組合員の皆さまと協力して、地域の人々が安心して健やかに暮らせる平和で明るいまちづくりの活動を行います。
看護部理念
心あたたかい看護をめざします。
看護部基本方針
1.健康回復を応援します。
2.その人らしく生きることを応援します。
3.幸せを追求することを応援します。
4.チーム医療の中で互いの成長を応援します。
これだけはゆずれない、私たちのこだわり
いのちの平等
経済格差が、健康の格差をうみだしています。生活もままならないなか、医療費が高くて病院にかかりたくてもかかれない。どんどん健康が失われていく…。 今、こんなことが私たちの社会で急速に広がっています。
私たちは、いのちに寄り添い、いのちを守る医療・介護従事者として、この格差を許さない立場です。
無料低額診療事業
貧困と格差の広がりの深刻さを見過ごさず、困難な状況にある方々の生活と健康を取り戻すことに正面から取り組むことを決め、2009年3月より「無料低額診療事業」をスタートしました。
この事業により尼崎医療生協の病院、診療所、老人保健施設では、生活が困難な方が、経済的な理由で、必要な医療が受ける機会が制限されることがないように、無料または低額な料金で医療サービスを利用していただけます。同時に、その他の公的な制度の適用、当面の生活のことなど一緒に打開の道を探します。
差額ベッド料をいただきません
私たちは、病院に入院される患者様から「差額ベッド料」をいただいていません。お金のあるなしではなく、病状に応じて、個室を使っていただいています。全室個室の産科病棟、緩和ケア病棟でも差額ベッド料は不要です。
差額ベッド料とは:
入院すると、治療(薬、検査、処置など)に対しては決められた額の医療費がかかります。差額ベッド料とは、それとは別に医療機関が自由に金額を設定して患者様に請求できるお部屋代のことです。