「夜勤が心配?」無理しなくて大丈夫。あなたのペースで成長できる働き方を見つけよう!

新しく看護師としての一歩を踏み出された皆さんも半年が過ぎ、期待に胸を膨らませながらも、初めての環境や業務に戸惑い、緊張の毎日を送っていることと思います。特に、多くの新人看護師さんが大きな不安として挙げるのが「夜勤」ではないでしょうか?

「日勤とは違う、少人数の体制で何かあったらどうしよう」「患者さんの急変に一人で対応できるだろうか」「生活リズムが崩れて体調を壊してしまわないか」…。そんな声が聞こえてきそうです。

私たち尼崎医療生協病院看護部から、まず一番にお伝えしたいこと。それは、「夜勤について、決して無理をする必要はない」ということです。一人ひとりのペースを大切にしながら、安心して成長できる道筋がここにあります。
このコラムでは、皆さんの夜勤に対する不安を少しでも和らげ、自分らしい働き方を見つけるためのヒントをお伝えします。

なぜ、夜勤は不安に感じるのでしょうか?

夜勤への不安は、新人看護師なら誰もが感じる自然な感情です。その正体を少し紐解いてみましょう。

  • 責任の重さ: 日中よりもスタッフの数が少なくなるため、一人ひとりが担う役割や責任が大きくなるように感じられます。些細なことでも「自分で判断しなければ」というプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
  • 緊急時への恐怖: 「もしも」の事態が起きた時、的確に、そして迅速に対応できるだろうかという不安。経験の浅い時期は、知識や技術への自信のなさと相まって、より一層恐怖心が増してしまいます。
  • 心身への負担: 日中活動し、夜間に休むという本来の生体リズムとは異なる働き方は、身体的な疲労だけでなく、精神的なストレスにもつながりやすい側面があります。特に最初のうちは、睡眠のコントロールがうまくいかず、疲れが取れないと感じることもあるでしょう。
夜勤中の若手看護師

これらの不安は、決してあなたの力不足が原因ではありません。看護師として患者さんの命と向き合う責任感の表れであり、誰もが通る道なのです。大切なのは、その不安を一人で抱え込まず、正しく理解し、適切に対処していくことです。

あなたの「大丈夫」を一緒に探す、当院のサポート体制

尼崎医療生協病院では、新人看護師がいきなり一人で夜勤の海に投げ出されるようなことは決してありません。皆さんが安心して夜勤に臨めるよう、段階的で手厚いサポート体制を整えています。

まずは「知る」ことから。夜勤導入プログラム

最初から最後まで一人で業務をこなすのではなく、まずは夜勤の業務の流れや雰囲気を知ることからスタートします。先輩看護師と一緒に行動する「シャドウイング」期間を設け、どのようなケアや観察が必要なのか、時間帯ごとの動き、物品の配置などをじっくりと学びます。

プリセプターと二人三脚で

当院ではプリセプター制度を導入しており、夜勤も必ず経験豊富なプリセプターや先輩看護師とペアになって業務を行います。困ったこと、判断に迷うことがあれば、その場ですぐに相談できる環境です。些細な疑問や不安も、決して一人で抱え込む必要はありません。「これ、聞いてもいいのかな?」と思うようなことでも、遠慮なく声を上げてください。その一つひとつが、あなたの学びと成長につながります。

夜勤中の若手看護師

定期的な面談で、心と体の状態を確認

夜勤が始まった後も、定期的にプリセプターや師長との面談の機会を設けています。「夜勤後の睡眠はとれているか」「食事はきちんとできているか」「精神的に辛いことはないか」など、業務のことだけでなく、あなたの心と体の健康状態を一緒に確認します。もし、心身の不調や強い不安を感じるようであれば、夜勤の回数を調整したり、一時的に日勤業務に専念したりと、柔軟な対応を考えていきます。

あなたのペースで成長するためのヒント

病院のサポート体制に加えて、皆さん自身ができるセルフケアや心構えも大切です。

  • 「完璧」を目指さない: 最初から完璧にできる人はいません。まずは「安全に朝を迎えること」を第一目標にしましょう。分からないこと、自信がないことは、必ず先輩に報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)することを徹底してください。それは、新人として最も大切な「安全を守る」ための行動です。
  • 自分なりのリラックス方法を見つける: 夜勤前は好きな音楽を聴く、夜勤明けは美味しいものを食べる、休日は思いっきり趣味に没頭するなど、意識的に心と体を休ませる時間を作りましょう。自分なりのオン・オフの切り替えスイッチを見つけることが、長く働き続けるための秘訣です。
  • 同期は最高の味方: 同じ時期に夜勤を始める同期は、何でも話せる貴重な存在です。不安や悩みを共有し、励まし合うことで、精神的な負担は大きく軽減されます。
リラックスして談笑する若手看護師たち

最後に

看護師の仕事は、夜勤があるからこそ24時間365日、患者さんの生活と命を守ることができる、非常に尊いものです。夜勤でしか見られない患者さんの穏やかな表情や、日中とは違う静かな環境でじっくりとケアに向き合える時間には、大きなやりがいもあります。

しかし、そのやりがいも、あなた自身が心身ともに健康であってこそ感じられるものです。焦る必要はありません。夜勤が不安なら、まずは日勤業務で知識と技術をじっくりと身につけ、自信をつけてから挑戦したっていいのです。

私たち尼崎医療生協病院看護部は、あなたがあなた自身のペースで、一歩一歩着実に成長していくことを全力で応援します。夜勤に対する不安や働き方についての悩みがあれば、いつでも、どんなことでも、私たちに相談してください。一緒に、あなたにとって最適な働き方を見つけていきましょう。

リラックスして談笑する若手看護師たち

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