婦人検診のご案内
婦人検診
子宮がん検診
検査の内容
子宮頚部細胞診
希望により超音波検査を追加できます。(別途料金)
子宮頚部細胞診について
検査の内容
膣口から細い器具を挿入し、子宮頚部の粘膜から細胞を採取して、顕微鏡で調べる検査です。
検査の前に
検査前に排便・排尿をすませ、リラックスして受けましょう。子宮頚部細胞診の前に行われる検査としてコルポスコピーを行うことがあります。子宮頚部を拡大鏡で見る画像検査です。
検査でわかること
細胞診検査により子宮頸がんの早期発見につながります。トリコモナス膣炎、カンジダ膣炎などの感染がわかります。
基準値 | 再検査 | 異常 |
---|---|---|
NILM | 不適正標本・ASC-US | ASC-H, LSIL, HSIL, SCC, AGC, AIS, Adenocarcinoma, Other malig |
超音波検査について
膣からの超音波による検診です。卵巣腫瘍や小さな筋腫などが見つかることがあります。また、子宮体癌のスクリーニングにも超音波が使用されつつあります。
乳がん検診
検査の内容
マンモグラフィー(両側2方向)+視触診
希望により3Dオプション又は乳腺エコーを追加できます。(別途料金)
- ※ 視触診は男性医師・女性医師の指定はお受けできませんのでご了承下さい。
- ※ マンモグラフィーは女性技師が担当いたします。
乳がん検診を受診される方へ
下記の方は、マンモグラフィーによる乳がん検診を受けることができません。
- 豊胸手術を受けている方
- ペースメーカー・V-Pシャント・CVポート(薬液注入器具)などの 医療機器が前胸部に入っている方
- 妊娠中の方
- 妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方
※上記該当の方は、超音波検査などを組み合わせて乳房全体を診断する、乳腺外来の受診をお勧めします。
※当院では乳腺外来を設けておりません。
乳房触診について
検査の内容
乳房の皮膚に変化があるか、さわってみてしこりがあるか、乳首から異常分泌物がないかなどを見ます。
検査でわかること
以下の疾患が疑われます。
乳腺腫瘤 | 乳房にふれた腫瘤(しこり)は腫瘍の可能性もあり、良性か悪性かを判断するために画像検査で調べる必要があります。 |
---|---|
乳腺症 | 乳房に腺増生と委縮をきたす良性の病変です。境界が不鮮明であ不規則な乳腺がふれます。真の腫瘤との鑑別のため、画像検査が追加されることもあります。 |
乳房エックス線(マンモグラフィー)
検査の内容
乳房の病変をX線(マンモグラフィー)を使って調べます。病変がある場合、良性か悪性かの判断の指針となります。
検査の注意
X線を使うので、妊娠中の人には適しません。妊娠の可能性がある人も必ず申し出てください。
乳房を圧迫装置で挟んで撮影するため、多少の痛みがあります。
検査でわかること
画像検査では、カテゴリーの1~5に分類されます。
多くの場合、カテゴリー3では経過観察か精密検査、4・5では精密検査が必要となります。
カテゴリー1 | 異常ありません。 |
---|---|
カテゴリー2 | 石灰化した線維腺腫、乳管拡張症などによる多発石灰化、脂肪腫、乳房内リンパ節、豊胸手術による影響など、明らかに良性と判定できる所見です。 |
カテゴリー3 | 良性の可能性が高いが、悪性の可能性も否定できない場合です。超音波検査などの追加検査が必要です。 |
カテゴリー4 | 悪性の疑いがあります。悪性の可能性が高い病変で、他の検査が必要になります。 |
カテゴリー5 | ほぼ乳がんと考えてよい病変があります。さらなる検査が必要です。 |
健康診断に関するお問合せはこちらへ
尼崎医療生協病院 健診センター
TEL | 06-6436-1845(直通) |
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受付時間(平日) | 9:00~16:00 |