睡眠時無呼吸外来
睡眠時無呼吸外来
尼崎医療生協病院では 成人の方の睡眠時無呼吸症候群について診察を行っています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
- 睡眠時に大きなイビキをかいている
- 呼吸が止まると言われる
- 昼間のねむけが強い 気がつくとねむってしまっていることがあるなどが主な症状です。
肥満体の人、首が短くて太い人、あごが小さい人などは、もともと形態的に気道が細くなっています。さらに睡眠中は咽頭の筋肉が緩み、舌が落ち込み、気道を閉塞してしまい無呼吸が生じます。
この病気は、すぐにどうなるものではありませんが、なにもせず放置した場合、性格の変化、交通事故率の上昇を招くばかりか、通常の3~9倍の死亡率上昇をもたらし、確実に生命予後を悪化させる疾病であることが最近判明してきました。夜中に何十回も呼吸が停止すると酸素が不足するため心臓に負担がかかり、高血圧、不整脈をおこしたり、脳や心臓血管系をじわじわと痛め続けていき、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの病気になる可能性も高くなります。
日中の眠気が強い、いびきがうるさい、息が止まっているといわれたことがある方、一度検査を受けてみませんか?
当病院では土曜日の午前に「睡眠時無呼吸外来」を開設しています。お忙しい方を考慮して来院回数を減らす為、診察にかかる前の事前検査を行っています。小さな機械を貸し出し、寝る前に指に装着して夜中の血中の酸素飽和度を測ります。その検査結果が出てのちに診察にかかっていただき、診察で詳しい検査が必要と診断されたら、一泊ないし二泊の検査入院になります。まずは内科を受診ください。(土曜日を除く。診療体制表を参照ください)